【色彩検定2級】独学合格体験記第8回「合格通知が来た!」

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  1. 前回のおさらい
  2. 合格通知が来た!
  3. 2013年夏季色彩検定2級の出題箇所
  4. まとめ
  5. おわりに
  6. 合格体験記をもっと読む

前回のおさらい

小雨降る2013年6月23日の神戸。私は色彩検定2級を受験しました。体調があまりすぐれず、万全の態勢ではなかったのですが、時間内に全問を解答し、見直しもできました。直後に行った自己採点の結果、合格ラインには達しているようだということが分かりましたが、さて。第7回はコチラ

合格通知が来た!

そして、約1ヵ月後の7月25日。色彩検定協会から「合否通知票」と書かれたハガキが届きました。

開封してみると、「2級 合格」の文字が

得点は記されていませんが、見開き右側の模範解答であらためて採点を行い、解答とともに記された配点から点数を計算してみたところ、200 点満点中、193点という結果になりました。9割突破です!

これで1月からとりかかった色彩検定2級受験プロジェクトが、ようやく無事に完結しました。この日の晩は、夫と祝杯をあげ、それを理由にいつもより余分に飲んだことは言うまでもありません。

そして、合格通知の1ヵ月後、8月下旬には、合格証書とクレジットカードタイプの資格証が届きました。資格名は「2級 色彩コーディネーター」だそうです。

2013年夏季色彩検定2級の出題箇所

さて、ここで2013年夏季色彩検定2級の出題内容を振り返ってみたいと思います。大問ごとに、該当するテキストの項目名とページ、ポイントをまとめました。

2013年度夏季色彩検定2級 出題箇所とポイント

問題(1)「分光反射率曲線で見る色」P.9
テキストの図 4〜6 がそのままモノクロで登場。ただし、「有彩色の場合は反射率の高さと色の明るさは一致しません」という記述を押さえておかないと解けない小問がありました。
問題(2)「視細胞の分布」「視細胞の感度」「視物質」「明所視・暗所視とプルキンエ現象」P.11〜14
この範囲は頻出。錐体・杆体それぞれの分布、最高感度、含む視物質は必ず押さえておいてください。
問題(3)「光を受けた面の明るさを表す照度」「照明光の光、光色」「照明の雰囲気と色温度、照度」「演色と演色性」「蛍光ランプ」「LED」P.16〜20
16ページの図14下のコメントを読んでいないと解けない小問がありました。また、20ページの図21の写真がそのまま出題されている小問も。公式テキスト掲載の図表は、要チェックです。
問題(4)マンセル表色系 P.22〜27
主に色相、明度、彩度について問われ、26 ページの色立体の項目からも少々。色相、明度、彩度それぞれの記号、数値を押さえておくことは必須です。
問題(5)マンセル表色系 P.22〜27
まさかのマンセル二連発。こちらは、色見本を見て、色相環上の位置やマンセル値を答える問題が中心でした。少なくとも、R〜RP の 10 色相の色は判別できるようにしておきましょう。
問題(6)配色技法の問題 P.40〜47
「ナチュラルハーモニー」など配色技法の名称が示され、該当する配色見本を選択肢から選ぶ形式です。配色見本は、テキストに掲載されているような四角が並んだものではなく、デザインされた幾何学模様になっており、選択を難しくしています。ちなみに 10 年度の過去問は、テキストと同様の四角い色見本だったため、私は非常に驚きました。
問題(7) 「誘目性」「視認性」「可読性」P.4〜5 「彩度と関係する配色イメージ」 P.49 トーンと関係する配色イメージ P.50 「パッケージデザイン」P.52
項目をまたいで、雑多な問題がひとつの大問に詰め込まれていました。ちなみに、誘目性についての問題は、4ページの図 1 を押さえておかなければ解けない問題で、私は落としました。
問題(8)「ファッションイメージ」P.68〜69
ファッションイメージ8分類のうち、4つが出題。使用されていたイラストはテキストと同じものでしたが、モノクロで印刷されていました。それぞれのファッションイメージに特徴的な色を憶えておきましょう。
問題(9)(10)ファッション配色の事例 P.70〜75
ファッション写真を見て、配色技法を答える問題です。テキストには掲載されていない写真ばかりでした。
問題(11)プロダクトデザインにおける色彩の役割 P.82〜83
4つの選択肢の中から、不適切なものを選ぶ正誤問題。83 ページの図 7 を、そのまま使った問題がありました。
問題(12)インテリアの配色「セミパブリックゾーンの色彩」P.88 など
こちらも、4 つの選択肢の中から、不適切なものを選ぶ正誤問題。小問が 5 つあり、うち 2 つはモノクロの写真を見せられ、色見本を選ぶ形式でした。主にリビングルーム、ダイニングルームの色彩が問われていましたが、85 ページの「インテリアデザインの色彩の考え方」掲載の内容も問われました。
問題(13)「インテリアスタイルと色彩」P.92〜93
穴埋め問題。92〜93ページに登場するインテリアスタイル分類それぞれの特徴と、色彩の傾向を押さえておけば取れる問題です。画像は用いられていません。
問題(14)(15)「エクステリア環境のカラーコーディネーション」P.100〜102
4つの肢から適切なものを選ぶ正誤問題。(14)は文章問題で、(15)はテキストの写真を使用した問題でした。それぞれの写真についての記述をよく読んでおいてください。
問題(16)「住宅のエクステリアの環境色彩の考え方」「配色構成の考え方」P.103〜105
4つの肢から適切なものを選ぶ正誤問題。テキスト 103 ページの、住宅エクステリアの構成要素の図がそのまま出出題されました。
問題(17)JIS 慣用色名
色見本を見て、慣用色名、系統色名を選ばせる問題です。61 色の慣用色名の色見本と、色名、系統色名を押さえておくことはやはり必須のようです。
問題(18)いわゆる記述問題
二種類のポスター画像を見て、用いられている配色技法の名前を文字で記述する問題でした。記述問題は、毎回、配色技法と決まっているわけではなく、過去には視細胞や、誘目性・視認性についても問われています。単語を書くだけなので、それほど難しいものではありませんが、誤字脱字、そして字数制限には注意です。

まとめ

それでは最後に、ここまで書いてきた私の色彩検定2級受験のデータをまとめてみたいと思います。

■年齢・性別
42歳(当時)女性
■職業
OA事務(派遣・フルタイム)
■色彩に関する学習経験や職業経験
  • 色彩検定3級合格(2009)
  • 色彩検定2級合格(2011)
  • 色彩検定1級<第2分野商品色彩>合格(2012)
■受験の動機
  • カラーの世界で活躍している人には色彩検定の資格を持っている人が多いから
  • より楽しく、実践的な色彩の学習ができそうだったから
■学習期間
実質2ヵ月(テキスト購入からは約5ヵ月)
■一日の学習時間
平均1時間(車中含む、ブログの更新なども入れると1時間半ぐらい)
■使用した講座・スクール
なし(独学)
■使用した教材
  • A・F・T色彩検定公式テキスト2級編
  • 色彩検定過去問題集('09'10)2 冊パック限定版
  • 色彩検定過去問題集('05'06'07)3 冊パック限定版
■かかった費用
  • 公式テキスト:3,150 円
  • 公式過去問題集:3,500 円
  • 配色カード a199:756 円
  • 検定料:10,000 円
  • 合計:17,406円
■勉強法
  • テキストにざっと目を通した後は、過去問集収録の問題を見て、テキストの該当箇所にマーキング
  • テキストを読んで憶えられないところは、カード化して暗記
  • マインドマップを使って、PCCS色相を整理したり、JIS慣用色名を暗記
  • 問題集の色見本やカラー写真にPCCS値を書き込んで、色と記号の関係を頭に刷りこむ
■得点
193 点(200 点満点)
■受験してよかったこと
  • 色相やトーンの判別が細かくできるようになった
  • 色を見て、近似の慣用色名が言えるようになった
  • PCCSとマンセル表色系をマスターすることができた
  • 今まであいまいだった「ナチュラル」「エレガント」などのファッションやインテリアのイメージワードが把握できた

おわりに

以上、私の色彩検定2級受験のまとめでした。

カラーコーディネーター1級まですでに持っていたというのに、ここまでバタバタしてしまったとは、お恥ずかしい限りですが、これから色彩の勉強に乗り出そうという皆さんのお役に立てればと思い、余すところなく書くことにした次第です。

カラーコーディネーター検定試験と色彩検定両方を経験して思ったことは、色彩検定は、色を判別する力がないと難しい!ということ。

言い換えれば、もともとセンスのある方、学校や職場で常に色に触れている人にとっては、それほど難易度が高い試験ではないということです。このマニュアルの公式テキスト攻略法をご参考に、理論的な部分をささっと暗記して、合格を決めてしまいましょう。

他方、失礼ながら、私と同様色のセンスがなく、実務経験もない方にとっては、このマニュアルの実技的な問題の攻略法が参考になると思います。最初はどうなることかと思いましたが、色というのは、数多く見ているうちに判別できるようになってくるものだなあというのが、実感です。

そして、強調したいのは、センスのあるなしにかかわらず、色彩検定2級は独学で合格できるということです。

公式テキストを購入したものの、行き詰っているという方は、スクールの利用を考える前に、

・過去問題集をテキストにフィードバックする

・PCCS をマスターする

・JIS 慣用色名 61 色を憶える

ということを、まず試してみてください。おそらく、「独学で合格できない意味がわからない」というぐらいに、意識が変わってくることと思います。

それでは、この「【色彩検定2級】独学合格体験記」を最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんが色彩検定2級合格を勝ち取られますことを、心よりお祈り申し上げます。

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