【色彩検定2級】独学合格体験記第5回「系統色名、PCCS、マンセル対策」

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  1. 前回のおさらい
  2. AJIS系統色名対策
  3. BPCCS対策
  4. Cマンセル表色系対策
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前回のおさらい

前回は、JIS慣用色名を暗記するために使ったツールや、使えそうなツールをご紹介しました。今日は、系統色名、PCCS、マンセル表色系の攻略法です。第4回はコチラ

AJIS系統色名対策

前回、慣用色名対策としてマインドマップを作る時に「系統色名に沿って分類」などとサラッと書きましたが、系統色名は系統色名でなかなか厄介です。

私は、カラーコーディネーター3級で学んだにもかかわらず、大変な苦労をして復習をしなければなりませんでした。情けない…。

自分の備忘も兼ねて、ここで、間違いやすいポイントを記しておきます。

  1. 有彩色の系統色名と無彩色の系統色名では、修飾語の順番が違う。有彩色では、色相に関する修飾語が後に来るが、無彩色では先に来る。
    ・有彩色の例:明るい/緑みの/青(新橋色)
    ・無彩色の例:紫みの/暗い/灰色(チャコールグレイ)
  2. 黄赤、黄緑、青緑、青紫、赤紫に、「緑みの」「赤みの」などの色相に関する修飾語は付かない。
    例)ごく暗い/青緑(鉄色)
      あざやかな/黄赤(チャイニーズレッド)
  3. 有彩色の色相に関する修飾語に、「黄赤みの」「黄緑みの」「青緑みの」「青紫みの」「赤紫みの」はない。他方、無彩色にはある。
  4. 無彩色の色相の修飾語で「赤みを帯びた黄みの」といったややこしいものは、「紫みを帯びた赤みの」「黄みを帯びた赤みの」「赤みを帯びた黄みの」「緑みを帯びた黄みの」の 4 種類しかない。つまり「赤みの」と「黄みの」の中が細分化されているだけ
  5. 有彩色の修飾語の「みの」が重複するときは、色相に関する修飾語の「みの」を「帯びた」に変える。無彩色の色相の修飾語(「赤みを帯びた黄みの」など)にひきずられないこと。
    例)朽葉色の系統色名は?
      ×灰みの/赤みの/黄
      ×灰みを帯びた/赤みの/黄
      ○灰みの/赤みを帯びた/黄

上記にまとめたポイントを整理しておけば、系統色名についての理論的な問題には対処できます。あとは、JIS慣用色名の暗記の際に、対応する系統色名を同時に憶えていくうち、自然に身についていくという印象です。

BPCCS対策

カラーコーディネーター検定で、CCICという色の体系にどっぷり浸っていた私にとって、PCCSはとても困った存在でした。以下、PCCSをどうやって克服したかをお話しします。

まず、PCCSの色相ですが、試験で使われる色相は 1〜24 のうち偶数のみで、「8」は「Y(黄)」であること、そして色相環のいちばん上に位置するということを、徹底的に刷りこむところから始めました。

次に、その補色を憶えました。「8」と色相環上で対向する位置にあるのは、12 の差がある「20」。「20」は「V(青紫)」です。

続いて、8:Yと20:Vを結ぶ軸と直角に交わる軸の上にある色を憶えました。「2」=「R(赤)」と、「14」=「BG(青緑)」です。

ここまでは、割とスムーズでしたが、これらの色の間を埋める色が問題でした。「gB(緑みの青)」「rO(赤みのだいだい)」「yO(黄みのだいだい)」など、色相の修飾語がついた色も混ざっています

はて、どういう組み立てになっているのかと、24 色相すべての数値と記号を確認すると、「15」「14」はどちらも「BG」、「17」「18」はどちらも「B」だったりして、非常にややこしい…。

そこで、ここでもマインドマップを活用することにしました。これで、同じ記 号が二つあるのはBGとBGのみであること、YG、BG、V、RP には、色相に関する修飾語が付かないことが、一目で分かります。

PCCS のトーンについては、暇さえあれば、図を書き出して、機械的に暗記しました。高彩度色、中彩度色、低彩度色の区分、またトーナル配色に用いられる「中間色」は、トーンでいうと sf、d、ltg、g に分類されることなども、あわせて憶えておくと、効果的です。

Cマンセル表色系対策

マンセル表色系は、色相、明度、彩度の三属性表示なので、一見ややこしそうに思えますが、試験では、しかるべきポイントを押さえておけば点が取れるような問題しか出ません。

押さえておくべきは、PCCSとの違い。まず、色相環ですが、PCCSが 24 色相であるのに対し、マンセルは10色相です。

基本色相は R(赤)Y(黄)G(緑)B(青)P(紫)の 5 つ。そして、それぞれの間に中間色相が配されて10色となっています。PCCSでは「YG」と表わされる黄緑が、マンセル表色系では「GY」となることに注意。

また、青系の色においては、PCCSとマンセルでは記号がズレることに注意。例えば、いかにも青らしい青色は、PCCS では「18:B」ですが、マンセル表色系においては「3PB」、つまり青紫として表示されます。

その他、マンセル表色系を学ぶにあたっての注意しなければならないのは、色相ごとに最高明度や最高彩度が異なることや、色相によって最高彩度における明度が異なることです。

その点を押さえておくと、例えば、5R 8/14や、5BG 4/14などという色はあり得ないことが分かりますので、問題の選択肢に入っていた時に、即座に切ることができます。

以上、JIS系統色名、PCCS、マンセル表色系のポイントをご説明いたしました。次回は、試験直前期の過ごし方です。

* 第6回に続く

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