カロチノイド

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カロチノイドの意味とは

カロチノイドとは、天然界に存在する黄色・橙色・赤色の色素成分です。カロテノイドともいい、その名はニンジン (Carrot) に由来しています。

ニンジン
ニンジン
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動物や植物で赤〜黄色を呈するものは、カロチノイドによりその色を得ています。例えば、エビ、カニなどの甲殻類、サケなどの魚類、卵黄、ニンジン、カボチャ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、トマトやスイカなど赤い野菜や果物の色はカロチノイドによるものです。

スイカやトマト
スイカやトマト
photo credit: USDAgov via photopin cc

カロチノイドはカロチン(カロテン)類と、キサントフィル類に分類されます。炭素と水素だけでできているものがカロチン類、それ以外がキサントフィル類です。

カロチン類の代表的なものには、βカロチンがあります。カボチャ、ニンジンなどに多く含まれ、体にいい物質としてよく知られていますよね。人間の体内で、ビタミンAに変化し、疲れ目、風邪、美容に効果があるとされています。ちなみに、脂に溶ける性質があるので、緑黄色野菜からβカロチンを摂ろうと思ったら、油炒めやゴマ和えにするとよいとか。

抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化を予防すると言われているリコピンもカロチン類の一種で、トマトなどに含まれます。リコピンも脂溶性ですので、トマトとオリーブオイルを組み合わせるのは、実に理にかなった食べ方なんだそうです。

トマトとオリーブオイル
トマトとオリーブオイル
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一方、キサントフィル類の代表的なものは、ホウレンソウやケール、卵黄などに含まれるルテイン、パプリカに含まれるゼアキサンチン、サケ、エビ、カニに含まれるアスタキサンチンなど。これらにも抗酸化作用があり、疲れ目や白内障の予防などに効果があるとされています。

カロチノイド類を含む食材をとりいれることで食卓の色どりがよくなり、健康にもなれるとすると、これは一石二鳥ですね。

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理解度クイズ(正解は記事下)

次のうち、カロチノイドに分類される物質は?
A)フラボン
B)アントシアニン
C)ルテイン


理解度クイズの正解:C)ルテイン

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