透明表面色

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透明表面色の意味とは

透明表面色とは、ドイツの心理学者デビッド・カッツ (David Katz) が提唱した9つの「色の見えのモード(色の表われ方/mode of color appearance)」のひとつで、「立体的に実体があるように知覚できるが、背景が透過して見える見え方」などと定義されます

透ける手(イメージ画像)
透ける手(イメージ画像)
photo credit: Louish Pixel via photopin cc

上記の定義は、Wikipedia「色の現象的分類」を参考にしたものですが、その記事には「ガラスに薄く擦り傷がついている場合の傷の見え方」という補足がありました。

どうも難しいので、東商のカラーコーディネーター2級公式テキストを見てみますと、透明表面色は「両眼で本を見ているときに、片眼の前に手を置くと、手を通して文字が見える。その際、手の表面色は、明確な定位をもつ表面色で、かつ透明に見える」と解説されています。

表面色というのは、やはりカッツの「色の見えのモード」のひとつで、ものの表面に現れる色の見え方のことです。空の色のように距離感がつかめない色(これも「色の見えのモード」のひとつで「面色」といいます)ではなく、距離感が確定的な色の見えのこと。

例えば普通に手を見た時に見える、肌の色が表面色です。

その点、透明表面色というのは、片目の前に手を置いたときに、手を透かして別のものが見えるときの手の色であるという話。表面色と同様、位置はつかめているんだけど、透明に見えるので、「透明表面色」ということらしいです。

これ、カッツの「色の見えのモード」のうち、もっとも難解であると言ってもいいでしょう。もし、実感できない場合は、とりあえず「手を通してものが見えるときの手の色」という具合に憶えてしまいましょう。

* 「色彩と心理」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

カッツが提唱した色の見えのモードのひとつ「透明表面色」の説明として適切なのは?
A)色水で満たされたガラス容器の色
B)色ガラスを通して見た世界の色
C)手を透かして物が見えるときの手の色


理解度クイズの正解:C)手を透かして物が見えるときの手の色

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