共感覚

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共感覚の意味とは

共感覚とは、ある刺激に対し、通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚を生じる現象です。

ある刺激に対する通常の感覚とは、例えば音という刺激に対する聴覚、匂いという刺激に対する嗅覚、色や形という刺激に対する視覚などのことを指します。

他方、異なる種類の感覚とは、音に色を感じたり、文字に色を感じたり、形に味を感じたりすることです。音が視覚を、文字や形が視覚や味覚を生じるわけですね。

文字に色
文字に色
photo credit: otherthings via photopin cc

これは、一部の人にみられる特殊な知覚現象です。

「え?そういうこと普通にあるけど?」

という人は多いことでしょう。確かに、私たちは、例えば赤やオレンジを見て温かそうだと思ったり、黒を見て重そうだと感じたり、パステルカラーを見て軟らかそうだと判断したりします。

また、「数字の1はどんな色?」「フルートの音を色に例えると?」と問われれば、何らかの色を答えることができるのではないでしょうか。

しかし、共感覚とは、そういったある刺激から受ける印象や「〜な感じ」ではなく、実際の感覚なのだそうです。

印象や「〜な感じ」は意識的なもので、被験者が置かれた状況が変わると変わることがありますが、共感覚は無意識的なもので、一貫しているのだとか。

例えば、多くの人が数字の1から連想する色は、時と場合によって変わることがありますが、数字に色を感じる共感覚の持ち主には、毎回特定の色が「見える」といいます。

そういった特殊な感覚を持たない多くの人が、数字や音から感じ取る色や、色から感じ取る温度や質感は、「共感覚的イメージ」と呼ばれ、共感覚とは区別されます。

多くの広告や商品パッケージには、視覚から味覚、触覚などの共感覚的イメージをひきおこすべく、さまざまな工夫がなされています。

* 「色彩と心理」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

共感覚の説明として最も適切なものは?
A)ある刺激に対する知覚が常に一定
B)近くにいる人と感覚を共有する
C)多くの人が持っている


理解度クイズの正解:A)ある刺激に対する知覚が常に一定

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