条件等色

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条件等色の意味とは

条件等色とは、物理的に異なる色同士が、ある観察条件の下で同じ色に見えることです。

ある「条件」の下で「同じ色(等色)」に見えるから「条件等色」と憶えてください。

「色が物理的に異なる」というのは、色が持つ波長のエネルギーが異なるということです。そのエネルギーは、光学的な機械を使って測定することができ、「分光反射率曲線」というグラフで表わされるのですが、物理的に異なる色どうしのグラフの山や谷の位置は一致しません。

そういった状態では、色どうしの見えも一致しないはずです。しかし、見る人の眼の状態や、照明の色や明るさなどの観察条件によって、同じに見えてしまうことがあるんですよね。これが条件等色です。

例えば、自宅の白色電球の下で、靴とベルトが同じ色に見えたので合わせて外出したところ、外の光の下で見たら違う色に見えてがっかり、といった経験はありませんか?

この場合の靴とベルトの色は、物理的に異なっているのですが、「家の白色電球の下」という観察条件で同じ色に見えていたにすぎないのです。いわば、目がだまされていたといってもいいかもしれません。

この条件等色を意図的に用いているのが、テレビや写真です。テレビの映像や写真は、風景や人物などを単に写しただけのように思われがちですが、実は、被写体の色を画面や紙の上に忠実に再現するため、色々と工夫がなされています。

写真と実物
写真と実物
photo credit: shellfish via photopin cc

最も確実なのは、被写体の色と再現画像の色の物理的な性質を一致させることです。しかし、現在のところ、一致させるのは技術的にもコスト的にも不可能なんだとか。

そこで、テレビや写真では、物理的には異なっているけれど、ある観察条件では同じに見えるという条件等色を用いて、可能な限り、色の忠実な再現を目指しているんだそうです。

* 「色彩と心理」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

条件等色の関係にある二つの色で一致しているのは?
A)置かれた条件
B)物理的な色の性質
C)AとBの両方


理解度クイズの正解:A)置かれた条件

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