キルシュマンの法則

new 検定試験対策はコチラ → カラーコーディネーター検定 色彩検定

キルシュマンの法則の意味とは

キルシュマンの法則とは、A.キルシュマンがまとめた色の対比効果の法則のことです。原文では、6つあるとのことですが、一般に紹介されているのは5つです。

まず、色の対比とは何かといいますと、ある色が隣接する色に影響を受け、色の見え方が変化すること。例えば、同じ黄色をオレンジの背景に置いたときと、紫の背景に置いたときでは、紫の背景に置いた時の方がよりあざやかに見えるというようなことです。

色の対比
色の対比

対比効果を説明するときに、「ある色」のことを一般的に「検査領域」「テスト色」といい、影響を与える「隣接する色」のことを「誘導領域」「背景色」といいます。

上の例では、黄色が検査領域(テスト色)、紫やオレンジが誘導領域(背景色)ということになります。

では、検査領域と誘導領域という言葉を用いて、キルシュマンの法則を説明することにいたしましょう。

キルシュマンの法則として挙げられるのは、一般に次の5つです。

  1. 誘導領域に対して検査領域が小さいほど色の対比は大きい
  2. 色の対比は誘導領域と検査領域が離れていても生じるが、その距離が離れるほど対比効果は小さくなる
  3. 色の対比は、明るさの対比が最小のときに最大となる
  4. 誘導領域が大きいほど、色の対比は大きくなる
  5. 誘導領域と検査領域の明るさ(輝度)が等しい場合、誘導領域の彩度(飽和度)が大きいほど、色の対比は大きくなる

一度に5つも言われると、頭が混乱しそうですが、ごくごく大ざっぱに言うと、見せたい対象物を、大面積の色、明るさが似た色、鮮やかな色の背景にして置くときは、色の見え方が大きく変わる可能性があります、ということです。

配色の際には、キルシュマンの法則を思い出し、見せたい色がイメージどおりに見えるよう、周囲の色をコントロールしてくださいね。

* 「色彩と心理」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

同じ黄色を、紫の背景に置いた場合とオレンジの背景に置いた場合、どちらが鮮やかに見える?
A)紫
B)オレンジ


理解度クイズの正解:A)紫

このページのトップへ▲

ブログパーツ