空間色

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空間色の意味とは

空間色とは、空間の中の特定の三次元的領域を、その色が満たしていると感じられる色の見え方のことです。

ドイツの心理学者デビッド・カッツ (David Katz) が分類した9つの「色の見えのモード」のひとつで、ガラス玉や透明ガラスの容器に入った色水、水晶、氷の色がそれにあたるとされています。

ガラス玉
ガラス玉
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色水
色水
photo credit:
zacharmstrong via photopin cc

水晶
水晶
photo credit: undreaming via photopin cc


氷
photo credit: Paul Bratcher Photography via photopin cc

いずれも、
@視線がつきぬけることができる
A色がついている空間が周りと区別できる、
という点で共通していますね。

以下、これらの視点から、カッツの「色の見えのモード」の他の分類と比較してみたいと思います。

カッツの「色の見えのモード」には、他に面色、表面色、透明面色、透明表面色、光沢、光輝、灼熱があります。

このうち、面色、透明面色、透明表面色は、@視線がつきぬけることができるという点で、空間色と共通しています。

ただ、面色は空の色、透明面色は、色のついたガラスで世界を見た時、空間を支配しているように見える色などのことで、ともに実体がなく、A色がついている空間が周りと区別できるという点で異なります。

残る透明表面色も、「片目の前に手を置いたときに、手を透かして別のものが見えるときの手の色」と例えられる色ですが、例えば氷細工で作った手のように、周囲の空間ときっちり区別をつけることは難しそうです。

ということで、
@視線がつきぬけることができる 
A色がついている空間が周りと区別できる
という点で、空間色と他の色の見えのモードを区別することができそうです。

「色水の入ったグラス」という具体例とともに憶えておいていただければと思います。

* 「色彩と心理」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

「空間色」の例として最も不適切なのは( )の色である
A)グラスに入った色水
B)空
C)氷


理解度クイズの正解:B)空

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