ル・コルヴィジェ

new 検定試験対策はコチラ → カラーコーディネーター検定 色彩検定

ル・コルヴィジェの意味とは

ル・コルヴィジェは、主にフランスで活躍したスイス生まれの建築家で、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエとともに、近代建築の三大巨匠の一人とされています。

ル・コルヴィジェ
ル・コルヴィジェ
photo credit: deneux_jacques via photopin cc

ル・コルヴィジェ、本名シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ=グリは、時計の文字盤職人の父とピアノ教師の母の次男として生まれました。

兄が音楽の道に進んだため、当初は家業を継いで時計職人になる予定だったのですが、目が悪かったことと、美術学校の教師に才能を見いだされたことから、建築の道に進むことに。

最初に手がけた住宅は、故郷ラ・ショー=ド=フォンのファレ邸(1907)です。コルヴィジェは、当時17歳でした。よく知られているコルヴィジェの作風とは全く異なる、伝統的な住宅ですね。

ファレ邸
ファレ邸
photo credit: phssthpak via photopin cc

私たちがよく知るコルヴィジェの作品というのは、彼がコンクリートスラブ、柱、階段を建築構造の集要素とする「ドミノシステム」を考案して以降のものです。代表的なものとしては、1925年のパリ万博におけるレスプリ・ヌーヴォー館、

レスプリ・ヌーヴォー館
レスプリ・ヌーヴォー館
photo credit: e.celesti via photopin cc

1931年のサヴォア邸、

サヴォア邸
サヴォア邸
photo credit: wsifrancis via photopin cc

1952年のユニテ・ダビタシオンなどがあります。

ユニテ・ダビタシオン
ユニテ・ダビタシオン
photo credit: Dom Dada via photopin cc

特にサヴォア邸は、彼の提唱した「近代建築5原則」を具現化したものとして高く評価されています。

また、サヴォア邸に置かれた椅子「シェーズロング」や「LC2」もコルヴィジェの作品として広く知られています。これらは、シャルロット・ペリアンとの共作です。

シェーズロング
シェーズロング
photo credit: jpmm via photopin cc

直線、箱型の建築のイメージがあるコルヴィジェですが、1955年に竣工したロンシャンの礼拝堂では、うってかわって曲線のフォルムを採用。カニの甲羅にヒントを得たというコンクリートのシェル構造の建築です。

ロンシャンの礼拝堂
ロンシャンの礼拝堂
photo credit: lyonora via photopin cc

1958年のブリュッセル万博におけるフィリップス・パビリオンも、曲線を用いたコルヴィジェの建築の代表です。これらの設計には、数学者で作曲家である弟子のヤニス・クセナキスが貢献したとされています。

フィリップス・パビリオン
フィリップス・パビリオン
photo credit: Cea. via photopin cc

さて、そんな巨匠が憩いの場としたのは、カプマルタンの休暇小屋。婦人と共に過ごすために作られた、平面3.66m×3.66m最小限の生活のための住居でした。

カプマルタンの休暇小屋
カプマルタンの休暇小屋
photo credit: French Disko via photopin cc

すぐ外には海が広がっていて、水着で仕事をすることもあった模様。コルヴィジェが亡くなったのも、この休暇小屋のすぐ外の海でした。遊泳中に心臓発作を起こしたのだそうです。1965年のことでした。

* 「色彩にまつわる人々」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

> 次のうち、ル・コルヴィジェの建築作品はどれ?
A)サヴォア邸
B)カウフマン邸
C)ファンズワース邸


理解度クイズの正解:A)サヴォア邸

このページのトップへ▲

ブログパーツ