オフセット印刷

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オフセット印刷の意味とは

オフセット印刷とは、印刷方式の一種で、原版に付けられたインキが一度ゴム版に転写され、それから紙などの被印刷体に印刷される方式のことです。「オフセット」という名は、原版と被印刷体が直接触れないことからきています。

オフセット印刷
オフセット印刷
photo credit: WorldSkills via photopin cc

このオフセット印刷、カラーコーディネーターや色彩検定のテキストでは、「平版(へいはん)印刷」の一種、もしくは平版印刷と同じ意味で扱われます。

しかし、厳密に言うと、「オフセット印刷=平版印刷」ではない模様。

平版印刷とは、平らな版材の上に、化学的な処理により親油性の部分(画線部)と親水性の部分を作成し、親油性の部分に油性インキを乗せて紙に転写する版式のこと。つまり原版の作り方のことです。

一方、オフセット印刷は、原版と紙が直接触れないという印刷の手法のことですので、それぞれカテゴリが異なるんですよね。

実際、凸版印刷(画線部が突起している版式)でオフセットの手法を用いる場合もあるそうですし、水と油の反発作用を利用した平版印刷の一種であるリトグラフなどは、オフセットの手法を用いないのが一般的です。

にもかかわらず、「オフセット印刷=平版印刷」と一般に理解されているのは、現在、オフセット印刷の大半が平版印刷で行われているというのが理由だとか。

検定試験的には、同じ意味ととらえていても全く問題なさそうですが、何かの機会に、両者の意味がずれているなと感じたときは、この解説を思い出していただければと思います。

* 「色彩と素材」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

「オフセット印刷」の意味は?
A)原版と紙が直接触れない印刷
B)製本まで含む印刷
C)ある程度まとまった部数の印刷


理解度クイズの正解:A)原版と紙が直接触れない印刷

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