凹版印刷

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凹版印刷の意味とは

凹版印刷(おうはんいんさつ)とは、印刷に使用される版式のひとつで、版に図像を彫り込んで、へこんだ部分にインクを詰め、それを紙などの被印刷体に押しつけて転写する方法です。

凹版印刷
凹版印刷

凹版印刷は、一般にインキの膜が厚く、濃度がある印刷効果が得られます。また、微細な線が表現できるので、紙幣の印刷などに用いられます。凹版印刷の代表的なものにはグラビア印刷があり、これは金属シリンダに銅めっきを施し、画線部分を薬品で腐食させたり、エッチング機で彫り込んだりして製版するものです。

彫り込まれたくぼみを「セル」といいますが、このセルの深さによって色の濃淡を変えることができるため、グラビア印刷は、写真など階調を持つ画像の印刷に適しています。

ところで皆さん、「グラビア」といえば水着の美女の写真を想像なさる方が多いのではないでしょうか?(笑)

水着の美女
水着の美女
photo credit: classic_film via photopin cc

そういった雑誌の巻頭などのカラー写真ページを「グラビア」というのは、従来、そういったページの印刷といえばグラビア印刷だったからです。

「だった」というのは、近年はオフセット方式の平版印刷(一般に「オフセット印刷」とよばれる)が 改良され、取って代わられつつあるから。

最近の「グラビアページ」のほとんどはオフセット印刷によるものなんだそうです。

もっとも、グラビア印刷自体がすたれてしまったわけではありません。グラビア印刷の特徴は、版の耐久性と印刷速度の速さから大量部数の印刷に適していることです。

印刷速度が速いのは、インキに速乾性があるから。プラスチックフィルムや金属箔にも高速で印刷できるので、食品、洗剤、タバコの包装などに多く用いられています。

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理解度クイズ(正解は記事下)

「グラビア」の意味は?
A)雑誌の巻頭
B)印刷方法のひとつ
C)官能的な


理解度クイズの正解:B)印刷方法のひとつ

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