カラートラベル効果

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カラートラベル効果の意味とは

カラートラベル効果とは、塗料や印刷などで、見る角度や光の角度により色相が異なって見える効果のことです。

電子機器や自動車などで、光の加減によってシャボン玉のような幻想的な色調の変化を見せる製品をご覧になったことはないでしょうか。古くは玉虫色と呼ばれていたような色合い。

玉虫色
玉虫色
photo credit: Isbjorn-Photography via photopin cc

こういった色合いのことを「カラートラベル色」と言ったり「カラートラベル効果がある」があると言ったりします。同じような意味を持つ言葉には「カラーフロップ」があります。

代表例として挙げられるのは、メルセデス・ベンツの「bionic car(バイオニックカー)など。bionic carは、ハコフグを模したデザインで、見る角度によって青緑に見えたり黄色に見えたりします。

メルセデス・ベンツ バイオニック
メルセデス・ベンツ バイオニック
photo credit: victor78nl via photopin cc

カラートラベル効果は、塗料の表面と内部で光が幾重にも反射して、互いに干渉しあうことで得られます。これを光の多重干渉といいます。

多重干渉が起こるようにするためには、二酸化チタンや酸化鉄で被覆したマイカ(雲母)や、グラファイト、ガラスフレークなどを配合した塗料を用います。こういったマイカやグラファイトなどのことを多重干渉光輝材といいます。

車にカラートラベル効果のある塗装をする場合は、まず仕上げ色に似たメタリックパール塗料を塗り、その上に多重干渉光輝材を配合した塗料を塗り、トップクリヤーを塗装します。つまりとても手間がかかります。

そのため、カラートラベル効果のある塗色の車は高価で、また、色自体の個性が強いため、あまり普及していないようです。

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理解度クイズ(正解は記事下)

シャボン玉のような色調の変化を見せるカラートラベル効果は、主に光の( )により得られる
A)散乱
B)回折
C)干渉


理解度クイズの正解:C)干渉

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