網点

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網点の意味とは

網点(あみてん)とは、印刷物において色彩を表現するために用いられる点のことです。

カラーや、濃淡のある白黒の印刷物の画像は、滑らかに色が変化しているように見えますが、拡大して見ると、小さな点の集まりで構成されていることが分かります。これが網点です。

網点(グレー)
網点(グレー)
photo credit: Eric J Scott via photopin cc

網点の色は、通常、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色で、それぞれの色の網点を大きくしたり、小さくしたり、重ねたり、並べたりすることで、色彩やその階調を表現しています。

網点(CMYK)
網点(CMYK)
photo credit: Jed Sullivan via photopin cc

例えば、白い紙の上に、ブラックの小さな網点を間隔を空けて並べると、明るいグレーに見えますし、マゼンタとイエローを並べると、オレンジに見えます。これは、各網点の色と紙の色が併置混色を起こした結果です。本当は二色以上ある色が、人間の脳にはひとつの色として知覚される現象ですね。

網点を大きくしたり、間隔を密にしたりして、紙を覆う率を高くすると、色は濃く見えます。また、色と色が重なった部分では、減法混色が起こり、色が暗く濁ったように見えます。これは絵の具を混ぜ合わせた時と同様です。

このようにCMYKの網点を掛け合わせることで、色を表現する印刷をプロセス印刷といいます。プロセス印刷では、CMYKの網点面積の数値で色を指定することができます。

ただ、実際に印刷をしてみると、印刷機の性能その他の条件により、網点が指定の面積より大きくなってしまったり(ドットゲイン)、逆に小さくなってしまったり(ドットロス)などで、必ずしも指定する側が狙った色が出せるとは限りません。

なので、プロセス印刷の色の指定の際には、網点面積の数値に色見本を添えるのが望ましいとされます。

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理解度クイズ(正解は記事下)

網点印刷で利用されていない混色は?
A)加法混色
B)減法混色
C)併置混色


理解度クイズの正解:A)加法混色

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