アクリル

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アクリルの意味とは

「アクリル」は、プラスチックの一種であるアクリル樹脂または合成繊維の一種であるアクリル繊維を指す言葉です。カラーコーディネーター1級公式テキストでは、繊維の方を「アクリル」、プラスチックの方を「アクリル樹脂」と表記しています。

では、まず「アクリル樹脂」の方から説明しましょう。アクリル樹脂は、プラスチックの中で、もっとも透明性にすぐれ、美しい光沢があります。無印良品の透明な収納ケースの材料といえば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。

無印良品のアクリル収納用品
無印良品のアクリル収納用品
photo credit: Idhren via photopin cc

デザイナーの作品では、パトリック・ノルゲの「レインボーチェア」が代表的です。

レインボーチェア
レインボーチェア
photo credit: b.reynolds via photopin cc

透明なプラスチックは他にもありますが、アクリル樹脂はその中で最も表面硬度が高く、傷つきにくい素材で、その性質を活かして、メガネやカメラのレンズ、定規、水槽などに用いられています。

欠点としては、有機溶剤やアルカリには侵されやすいということがあります。例えば、ネイルの除光液。無印のアクリルボックスを化粧小物入れにお使いの方は、要注意です(ちなみに私はやらかしてしまったことがあります)。

検定試験的には、正式名称「ポリメチルメタアクリレート樹脂」で、略称は「PMMA」。熱を加えると軟らかくなる熱可塑性樹脂の一種で、非結晶質とご記憶ください。

次に、「アクリル繊維」のご説明です。アクリル繊維は、有機化合物「アクリルニトリル」を主原料とする合成繊維です。ウールに似た嵩高でふんわりした風合いと、保温性のよさから、カーペット、ラグ、毛布、椅子の張り材などに多く用いられています。

また、合成繊維のなかでは最も染色性がよく、高彩度の色も低彩度の色もお手のもの。

アクリル繊維
アクリル繊維
photo credit: ilhu industries via photopin cc

化学的な特性としては、酸やアルカリに強いこと、光によって黄変するので、高明度の色に仕上げるときには注意が必要なことなどが挙げられます。

そうそう、「アクリル樹脂」はアルカリに弱いのですが、「アクリル繊維」はアルカリに強いんですよね。この点、混同しないようにお気をつけください。

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理解度クイズ(正解は記事下)

次のうちアクリル樹脂を使用したデザイナーズプロダクトは?
A)ラ・マリー
B)オリベッティバレンタイン
C)レインボーチェア


理解度クイズの正解:C)レインボーチェア

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