アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(ABS樹脂)

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アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(ABS樹脂)の意味とは

アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂は、プラスチックの一種です。略称ABS。

衝撃や薬品に強く、力が加えられても変形しにくく、成形性がよいという特長を持ち、表面の質感が高級、しかも塗装やめっきなどもOKということで、幅広く使われています。

代表的な用途としては、オートバイのカウリング(エンジン部分を覆うカバー)や、家電、OA機器のハウジング(外側のカバー。筐体(きょうたい)と言われることもある)、自動車のラジエーターグリル(左右のヘッドライトの間にある格子状のパーツ)、トイレの便座、大根などをすりおろすおろし器など。

ABSの代表的な使用例とされるオリベッティ「バレンタイン」
オリベッティ「バレンタイン」
photo credit: dtweney Now that's a keyboard via photopin (license)

これらの用途から、ABSがちょっとやそっとで割れたり変形したりしないプラスチックだということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

リサイクル性がよいという特長もあり、家電製品協会では、ABSをAS(アクリルニトリル・スチレン樹脂)とともに準推奨プラスチックとしています。

欠点は、有機溶剤に弱く、耐候性がよくないことですが、これは塗装またはめっきを施すことでカバーすることができます。

熱可塑性で非結晶性のプラスチックで、素材そのものの色は不透明。

非結晶性のプラスチックは、だいたい透明なのですが、ABSはブタジエンゴムを含むため不透明となっています。ただし、ブタジエンゴムの粒子を小さくすることで、透明なABSを作ることもできます。

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理解度クイズ(正解は記事下)

プラスチックの一種、ABS共重合樹脂の特徴として適切なものは?
A)塗装やメッキが可能
B)リサイクル性が低い
C)衝撃性に弱い


理解度クイズの正解:A)塗装やメッキが可能

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