明視性

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明視性の意味とは

明視性(めいしせい)とは、図形が伝える意味の理解のしやすさのことです。細部までとらえやすい図形を、「明視性が高い」といいます。

よく似た言葉に「視認性(可視性とも言う)」がありますが、視認性が対象物の見つけやすさやすさ(探しているときにぱっと見つかるかどうか)を問題にしているのに対し、明視性は、すでに発見した対象物のに含まれる図形の情報がすんなり理解できるかどうかを問題にしています。

明視性の高さが要求されるのは、ピクトグラムなど、絵や図形で何らかの情報を示したり、注意を促したりする場面です。避難誘導灯を例に出すと分かりやすいのではないでしょうか。

避難誘導灯
避難誘導灯
photo credit: blende74.de via photopin cc

避難誘導灯には色々バリエーションがありますが、いずれも人が出口に向かってダッシュしている様子が瞬時に見てとれ、「こっちへ逃げろ」というメッセージを受け取ることができます。

こういった図の明視性は、図形自体の分かりやすさだけでなく、図形と背景の色の組み合わせにも影響されます。図形と背景の色のコントラストが高いと、明視性は高まります。黄色を背景にした黒の図形は、明視性が高いと言えるでしょう。

明視性が高い例
明視性が高い例
photo credit: mag3737 via photopin cc

他方、明視性が高くない図形の例はこちら。背景が黄色、図形がうすい黄みがかった緑で、色相差、明度差が小さい。Flickerで見つけた「You Buy」というタイトルが付けられた画像ですが、「買わなきゃ!」っていう気にはなりませんね。

明視性が高くない例
明視性が高くない例
photo credit: Leo Reynolds via photopin cc

このように、明視性を高めるには、図形の分かりやすさとともに、背景の色とのコントラストが必要であると憶えておいてください。

なお、明視性と同様、すでに発見した対象物の持つ情報の理解のしやすさを表わす言葉に「可読性(かどくせい)」がありますが、これは対象物のうちの文字情報の理解のしやすさのことです。

可読性と明視性の違いは、カラーコーディネーター検定でも色彩検定でも問われますので、しっかり押さえておきましょう。

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理解度クイズ(正解は記事下)

明視性と同じく、すでに発見された対象物の理解のしやすさを表す言葉は?
A)視認性
B)誘目性
C)可読性


理解度クイズの正解:C)可読性

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