コチニールレッド(cochineal red)

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JIS慣用色名のコチニールレッド(cochineal red)は、「コチニール」由来の濃い赤を指す色名。

JIS系統色名は「あざやかな紫みの赤」、マンセル値は10RP4/12です。

この画像の糸のような色が、コチニールレッド。ルビーレッドより少し彩度が低く、ワインレッドより明るく鮮やかな色です。

コチニールレッドの毛糸
コチニールと乳鉢
photo credit: madelinetosh via photopin cc

ところで、「コチニール」とは何かといいますと、コチニールカイガラムシをすりつぶして乾燥させた赤色の染料のことです。

コチニールカイガラムシとは、中南米原産のサボテンに寄生する虫。この虫の雌は、表面は白っぽいのですが、すりつぶすと赤いという。

コチニールと乳鉢
コチニールと乳鉢
photo credit: madelinetosh via photopin cc

このコチニールカイガラムシを原料とするカーマインなどの染料は、15〜17世紀の大航海時代にスペインによってヨーロッパにもたらされ、安価な天然の赤色色素として広く用いられるようになりました。

現代でも、コチニール色素は、日本を含む世界中で利用されています。

何に利用されているかというと、飲料や菓子、ハム、医薬品、口紅など。そう、赤系の製品には、けっこうな確率で使われているのです。

私はこのことを、人生において知らなかった方が幸せだったことのひとつとしてカウントしています。

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