シャーベットトーン

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シャーベットトーンとは、1960年初めの日本の流行色で、その名の通りシャーベットを思わせる、淡い色のことです。1962年に、日本流行色協会(JAFCA)がレディースウェアの色として発表し、化粧品、家電、食品、雑貨など50以上のメーカーにより、共同でキャンペーンが行われました。

この流行色の特徴は、「赤」「青」といった色相ではなく、トーンに着目している点です。シャーベットはフレーバーによって色相が異なりますが、淡いトーンである点は共通していますよね。

オレンジとピンクのシャーベット
オレンジとピンクのシャーベット
photo credit: Michael-kay Park via photopin cc

メロンシャーベット
メロンシャーベット
photo credit: kamujp via photopin cc

いくつかの色相を、このようなひとつのトーンに揃えて流行色として打ち出したのが、シャーベットトーンです。明清色に分類される色の中でも、かなり白に近い色ですね。

カラーコーディネーター3級公式テキストに掲載されているJAFCA「シャーベットトーン」のカラーサンプルの色を再現してみました。淡いピンク、グリーン、ブルー、オレンジ。CCICの記号で言うと、順にpl-R1、vp-G5、lt-B4、pl-O1に近い色です。

JAFCAのシャーベットトーンの再現
JAFCAのシャーベットトーンの再現

他方、色彩検定1級公式テキストでは、淡いピンク、ブルー、イエローの色見本が、シャーベットトーンとして掲載されています。PCCSで言うと、p2、p18、p8 あたりが近似色です。

色彩検定テキストのシャーベットトーン
色彩検定テキストのシャーベットトーン

なお、こういった色は、今日では一般に「パステルカラー」と呼ばれることの方が多いのではないかと思います。ですが、検定試験的にはシャーベットカラーとパステルカラーはきっちり区別しましょう。

というのは、70年代終わりから80年代にかけての流行色に「パステルカラー(パステル調)」があり、これも試験で問われるところだからです。

  • シャーベットカラーは、60年代のカラーキャンペーンの色で、色はほぼペールトーン(CCICではpl、PCCSではp)
  • パステルカラー(パステル調)は、検定試験的には、70年代終わりから80年代の流行色。当時のファッションは、「ニュートラ/ハマトラ」「お嬢様ファッション」

という具合に押さえておいてください。

* 「色彩と文化」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

シャーベットトーンとは、次のうちどれに分類される色?
A)濁色
B)暗清色
C)明清色


理解度クイズの正解:C)明清色

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