板締め染色

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板締め染色の意味とは

板締め染色とは、折りたたんだ布を二枚の板ではさむことで防染をし、模様を作り出す染色技法のことです。

板締め染色
板締め染色
photo credit: alsokaizen via photopin cc

「板ではさむことで防染」という表現がいまいち分かりにくいので、調べてみたところ、こちらのページに板締め染色の方法が画像つきで詳しく載っていました。

板締めによる染色の研究

折りたたんだ布の一部を板で挟み、挟んだ部分に染料が付かないようにすることで、大胆な幾何学模様をつくり出すことができるんですね。挟むものは、板だけではなく、クリップや洗濯バサミでもいいようです。

板締め染色の方法
板締め染色の方法
photo credit: alsokaizen via photopin cc

締め染色は、古くからある染色技法で、古くは「夾纈(きょうけち)」と呼ばれていました。

夾纈は、正倉院に納められている布地の染色技法として知られる「三纈(さんけち)」のうちのひとつです。あとの二つは、臈纈(ろうけち)と纐纈(こうけち)。ちなみに、臈纈はロウで防染する「ろうけつ染め」、纐纈は布をつまんでくくったり、縫ったりして防染「絞り染め」のことです。

正倉院に収められている夾纈の作品は『紺地花樹双鳥模様夾纈アシギヌ』 (こんじかじゅそうちょうもようきょうけちあしぎぬ)といいます。こちらのページに画像があります。

紺地花樹双鳥模様夾纈アシギヌ

ただこれ、折りたたんだ布の一部を挟んだだけではできそうにない、複雑な柄ですよね。どうやら古い時代には、模様を彫った板の間に布を挟み、染料を注いで染める技法があったようでが、詳しいことは分かっていないようです。

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理解度クイズ(正解は記事下)

板締め染色の特徴として適切なものは?
A)大胆で幾何学的な模様
B)曲線や複雑な模様も簡単
C)古くは臈纈(ろうけち)と呼ばれていた


理解度クイズの正解:A)大胆で幾何学的な模様

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