中差色相

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中差色相の意味とは

中差色相(ちゅうさしきそう)とは、ある色と色相環上で角度にして60度から105度ぐらいの隔たりがある色のことです。24色相からなるPCCS(日本色研配色体系)では、色相差が4〜7ある色が中差色相となります。

例えば、PCCSにおいて、色相8:Yの黄色と中差色相の関係にある色は、4:r0〜1:pR(赤みのだいだい〜紫みの赤)あたりの色と、12:G〜15:BG(緑〜青緑)あたりの色です。

8:Yと中差色相の関係にある色
8:Yと中差色相の関係にある色

中差色相の関係にある色を組み合わせた配色を、中差色相配色と言います。配色例を作ってみました。黄×赤、黄×緑は中差色相の代表例として、カラーコーディネーター検定にもよく出題されますので、受験者の方は要チェックです。

中差色相配色例 1
中差色相配色例 1

黄色の補色の青紫を基準にした場合の中差色相配色例は、下記のとおり。

中差色相配色例 2
中差色相配色例 2

このような類似系でも対照系でもな色使いは、シュヴルールやムーン-スペンサーなど、「変化と統一」のバランスを重視する西洋の色彩調和論からすると、中途半端で不調和とされます。

しかし、こういった配色は、日本の平安時代の貴族の衣服の色使い「かさねの色目」や、韓国の民族衣装であるチマチョゴリなど、アジアでは伝統的に見られるものです。

十二単
十二単

photo credit: CarolienC via photopin cc

なので、アジアの民族色を出したいときに中差色相配色を用いるのは効果的かと。ビビッドなトーンだと、お祭りのような華やかなイメージになりますが、彩度を落とすと、素朴でエスニックな雰囲気を出すこともできます。

中差色相配色例 3
中差色相配色例 3

* 「色彩調和と配色」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

中差色相配色の例として適切なのは?
A)黄×赤
B)黄×黄緑
C)黄×紫


理解度クイズの正解:A)黄×赤

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