コンプレックスカラー配色

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コンプレックスカラー配色の意味とは

コンプレックスカラー配色とは、「色相の自然連鎖」に従った配色の色相と明度の関係を逆にした配色のことです。コンプレックスハーモニーとも言います。

色相の自然連鎖とは、アメリカの自然科学者ルードが考察した自然の中に見られる色の変化のことです。例えば、木の葉や草の色。太陽の光があたっている部分は明るい黄緑に見え、影になっているところは暗く、少し青みがかって見えますよね。

木の葉
photo credit: Auntie P via photopin cc

配色の際、このような自然の色の変化に従い、明るい色を黄み寄りに、暗い色を青み寄りにすると、調和して見えると言われています。

ナチュラルハーモニー

こういった配色をナチュラルハーモニー(ナチュラル配色)といいますが、その逆がコンプレックスカラー配色。明るい色を青み寄りに、暗い色を黄み寄りにした配色です。

コンプレックスカラー配色1

自然な色の並びとは逆なので、見る人に不自然で複雑な印象を与えるということで「コンプレックス(complex=複雑な)」という配色名が与えられました。

ただ、不自然=不調和というわけではないんですよね。上の配色のようにオリーブ色(暗い黄緑)とミントグリーン(薄い青緑)を組み合わせるのは、夏のファッションなどでは珍しいことではなく、合わないと感じられることはないと思います。

チョコミントのお菓子も、コンプレックスカラー配色のいい具体例です。

チョコミント
photo credit: stevebott via photopin cc

チョコの茶色は、色相でいうと橙で、ミントは青緑。黄色に近い橙の方が暗い色となっています。

コンプレックスカラー配色2

なお、上のチョコ色とミント色は、補色の関係(色相環上の位置が真向かいにある)にあたります。コンプレックスカラー配色は、黄色に近い色の方が暗いという法則を守ってさえいれば、組み合わせる色の色相が大きくへだたっていてもかまいません。

この点、ナチュラルハーモニーは、隣接・類似色相の範囲で色を組み合わせることが求められますので、注意が必要です。

* 「色彩調和と配色」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

コンプレックスカラー配色の例として適切なのは?
A)日向と日陰の木の葉
B)チョコミントアイス
C)焦げ目のついたパン


理解度クイズの正解:B)チョコミントアイス

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