アソートカラー

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アソートカラーの意味とは

アソートカラー(assort color)とは、ファッション、インテリア、景観などの配色を、面積のバランスという観点から語るときに使われる用語で、配色全体で最も大きな面積を占める「ベースカラー」に次ぐ面積を占める色を表わします。

日本語で表現すると「従属色」または「配合色」。「サブカラー(sub color)」とも呼ばれますが、「アソートカラー」も「サブカラー」も共に和製英語で、英語では「subordinate color(サボーディネートカラー)」と言うのが一般的だそうです。

さて、このアソートカラー。検定テキストでは、「ベースカラーを補完する中面積の色」(カラーコーディネーター2級)、「ベースカラーとアクセントカラーの間を取りもつ色」(色彩検定2級)と、それぞれ定義されているのですが、この "中面積" "取りもつ" という言葉が何ともとらえどころがなく。

結局、色彩検定2級テキストP.90の項目「空間における色配分の考え方」に書かれていた、ベースカラーとアクセントカラーを配分して、残された空間が配合色(=アソートカラー)であるという旨の説明が、一番分かりやすかったので、私はこの説明を採用することにしました。

この考え方にのっとると、全体の半分以上を占めるとされるベースカラーと、全体の1割以下に抑えるのが望ましいとされるアクセントカラーを配分した残りの面積ですから、アソートカラーは、全体の2割から4割程度を占める色ということになります。

アソートカラーは、インテリアで言うとファブリックや家具の色にあたるのですが、どんな色を使用するかは、全体のイメージに統一感を求めるか、変化を求めるかによって変わってきます。

統一感を求める場合は、ベースカラー(例えば、インテリアの場合は、多く天井、壁の色)と類似の色を選びます。

例えば、統一感を求めたインテリアの配色はこちら。ベースカラーである天井や壁、床の白と同じく彩度の低い明るい茶〜ベージュ系の色をソファやファブリックに用いて、アソートカラーとしています。全体的に自然で落ち着いた印象です。

ベージュのソファの部屋
photo credit: olya via photopin cc

他方、変化を求める場合は、ベースカラー対照的な色を選びます。この画像の部屋は、壁や天井と対照的なオレンジに近い茶色を家具に用いてアソートカラーとした例はこちら。やや刺激的で個性的な空間となっています。

黄色いソファの部屋
photo credit: TomBorowski via photopin cc

ということで、アソートカラーをベースカラーと類似にするか対照的な色とするかで、全体の印象が随分変わることがお分かりいただけたかと思います。統一感なのか、変化なのか、実現したいイメージを考えて、適切な色の配分をしたいものですね。

* 「色彩調和と配色」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

アソートカラーについて適切なのは?
A)全体の面積の半分以上
B)和製英語である
C)低彩度の穏やかな色だけを使う


理解度クイズの正解:B)和製英語である

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