隣接色相

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隣接色相の意味とは

隣接色相(りんせつしきそう)とは、ある色と色相環上で角度にして15度ぐらいの隔たりがある色を言います。

24色相からなるPCCS(日本色研配色体系)では、色相差が1の色。例えば、PCCSにおいて、色相8:Yの黄色の隣接色相にあたる色は、7:rY(赤みの黄)と9:gY(緑みの黄)です。

8:Yの隣接色相
8:Yの隣接色相

隣接色相の関係にある色を組み合わせた配色を、隣接色相配色といいます。例えば、黄×山吹色(あざやかな赤みの黄)、黄×カナリヤ(明るい緑みの黄)の組み合わせは、隣接色相配色です。

隣接色相配色例
隣接色相配色例

黄色の補色の青紫を基準にした場合の隣接色相配色例は、下記のとおり。群青色との組み合わせや、バイオレットとの組み合わせが該当します。

隣接色相配色例 2
隣接色相配色例 2

微妙な色の差しかないので、まとまりがあるのと同時に、繊細で不安定な印象もあるのが、隣接色相配色の特徴です。「統一と変化」のバランスを重んじるムーン-スペンサーは、隣接色相配色を、「第一の曖昧」として不調和に分類しました。

変化をつけたい場合は、トーンに差をつけるとよいでしょう。

隣接色相配色例 3
隣接色相配色例 3

ただ、トーンを揃えて、色彩の複雑な味わいを楽しむのも手です。オートクチュールなど、高級服のコレクションでは、こういった色使いがしばしば見られます。

隣接色相の布
隣接色相の布
photo credit: just_jeanette via photopin cc

なお、隣接色相で、トーンの差を同一から類似の範囲に抑えた配色は、「カマイユ配色」と言うこともできます。レリーフが施された単色の宝石や貝殻に見られる色調のことです。

カマイユ配色の例
カマイユ配色の例
photo credit: Amanda Krueger via photopin cc

* 「色彩調和と配色」をもっと読む

理解度クイズ(正解は記事下)

隣接色相配色となる二色の色相環上における隔たりは何度?
A)15°
B)30°
C)60°


理解度クイズの正解:A)15°

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