【カラコ1級】合格体験記第7回「論述500字問題の攻略法」

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  1. 前回のおさらい
  2. 重い腰を上げて論述500字
  3. 合格体験記をもっと読む

前回のおさらい

前回は、カラーコーディネーター1級(商品色彩)の論述200字問題の過去問と、受験対策についてお届けしました。200字問題は、主に3級テキストの範囲から出題されているので、3級テキストの重要箇所をまとめておけば、何とかなりそうだというお話。第6回はコチラ

重い腰を上げて論述500字

さて、200字問題対策と並行して、1級テキストの読書と暗記を着々とすすめ、この時点で10月末。あと1か月で500字問題を何とかしなければなりません。

カラーコーディネーター1級(商品色彩)論述問題の500字問題の概要は、以下の通りです。

  • 商品色彩分野におけるカラーコーディネーターの役割(1998)
  • 商品ライフサイクルと色彩(1999)
  • 色彩計画のプロセスについて(2000)
  • 発売前の商品について消費者評価を行う際の方法(2001)
  • 商品の良い色とは(2002)
  • 商品の色材を選ぶとき、カラーコーディネーターとして考えなければならない基本的なこと(2003)
  • 個別商品の色彩計画のプロセスにおけるカラー企画提案およびカラーデザインで行うこと(2004)
  • 素材(材料)の色や質感を生かし、あるいはコーティングを施し、市場で好評を得ることができた具体的な商品のカラー企画の狙い、色や質感の魅力について(2005)
  • 企業のこれからの色彩提案方法(2007)
  • 自社製品のカラーバリエーション削減方法(2008)
  • 商品の色彩を記録するためのツールを選ぶ際の留意点(2009)
  • ある商品を新しく若者向けにカラーを打ち出した商品として販売する際の色彩計画(2010)
  • インテリアファブリックスの色彩動向と社会動向から、ある商品の色彩計画を立てさせる問題(2011)
  • カラーコーディネーターに必要とされるフィールドワークについて(2012)

注)
問題文をそのまま掲載したものではありません。また、参考資料は、こちらのWEBページ(カラコの小論文対策。|“色といろいろ日記”)と、東商のPDFです。2006年分については、PDFの解説から問題を推測するのが困難だったため、省略させていただきました。

以上の項目を、具体的な商品事例を挙げて論じろ、というのが1級商品色彩の500字問題です。

模範解答はないし、会社でプレゼンをしたり企画書を書いたりした経験はないし、そんなの無理!と初めは思いました。

しかし、手がかりを求めて公式テキストを読むうちに、「あれ?テキストの暗記で、500字のうち1/3ぐらいは何とかなるんじゃない?」と思い始めたのです。

例えば、2003年の問題「商品の色材を選ぶとき、カラーコーディネーターとして考えなければならない基本的なこと」という問題。

これは、1級商品色彩公式テキスト56ページの「素材選択時の留意点」7項目を憶えていれば、書き出しがすんなり決まり、しかもかなりの字数が稼げそう。ということで、試しに書いてみました。

「カラーコーディネーターは、商品の色材を選ぶとき、(1)環境によいか(2)人間にやさしいか(3)物理的・化学的性能は充分か(4)色表現範囲、生産性・加工性(5)演色性はどうか(6)材料の調達はできるか(7)メンテナンス性はよいか などの点を検討しなければならない。」

書いてみたところ、これだけで、500字のうち116字が埋まります。そして、重要なキーワードを盛り込んでいるということで、ある程度の点がもらえるはずです。

他の問題も、テキストに載っている色彩計画のプロセス全体や、ひとつひとつのプロセスの詳細などを憶えておくことで、解決できそうな気がしてきました。

ということで、色彩計画のプロセスや○○の留意点といった項目それぞれについて、


<カード表面>
素材選択時の留意点(7 つ)


<カード裏面>
(1)環境によいか (2)人間にやさしいか (3)物理的・化学的性能は充分か (4)色表現範囲、生産性・加工性 (5)演色性はどうか (6)材料の調達はできるか (7)メンテナンス性はよいか


という具合のカードを作り、何も見ずに書き出せるレベルにまで持って行きました。

「具体的な商品事例を挙げて」という問題の要求にどう答えるかという課題は残りましたが、これについては、テキストに登場する自動車、家電、インテリア、オフィス、雑貨、パッケージの具体例をしっかり把握しておくことで、対処することにしました。

ただ、問題にあてはまる商品が、テキストにない場合もありそうです。そこで、それぞれの商品ジャンルについて、ヒット商品と呼ばれるもの、デザインが優れているとされるものを、インターネットで調べていくつかピックアップしておき、その特徴とコンセプトを把握するということはしておきました。

手がかりになったのは、テキストでも紹介されている JAFCA(日本流行色協会)のサイトです。インターカラーや、さまざまな展示会、優れた色彩の自動車デザインを表彰する「オートカラーアワード」など、多くの情報が得られました。

一般社団法人日本流行色協会 JAFCA

他には、原稿用紙の使い方を Webで調べておさらいしておいたりもしました。試験では、正しい文章の作法にのっとっているかどうかも、採点基準のひとつになっているからです。

あとは、とにかく、何かを書く。できれば、解答用紙を制限字数ギリギリまで埋める。これを心がけて、本番に臨むことにしました。

次回、最終回はいよいよ試験当日の模様と、結果をお届けいたします。

* 第8回に続く

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