インターカラー

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インターカラーの意味とは

インターカラー (Intercolor) とは、世界各国のファッション色彩関連の団体などが集まり、国際的な共通認識に立った流行色を選定する機関です。

地球儀
photo credit: The Shopping Sherpa via photopin cc

「INTERNATIONAL COMMISSION FOR COLOR」の通称で、日本語で言うと「国際流行色委員会」。1963年にフランス、スイス、日本の三国を中心に発足し、2011年4月現在、中国、イギリス、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、日本、韓国、ポルトガル、スイス、タイ、トルコの13国が加盟しています。

本部はパリにあり、開催場所も主にパリ。加盟国からは、それぞれの国を代表する公益的な色彩団体が1団体ずつ参加するシステムとなっており、日本からはJAFCA(日本流行色協会)が参加しています。

インターカラー委員会では、各国が提案色を持ち寄り、 生活意識の流れや、今後求められるテイストをふまえて協議がおこなわれ、トレンドカラーが選定されます。選定の時期は、実シーズン(小売店舗に商品が並び、消費者が手にとることができる段階)の2年前。ずいぶん早いですね。

2014春夏のトレンドカラー

その後、日本では、JAFCAが選定されたトレンドカラーを参考にしながら、国内市場の傾向を検討し、国内向けのトレンドカラーを選定・発信します。これが実シーズンの約1年半前で、その後JAFCAの情報を参考に繊維業界が商品企画をし、見本市を開催します。

続いてアパレル業界が商品企画をし、コレクションを開催するのが実シーズンの約半年前で、その後の流れは、皆さんが雑誌や店舗などでご存じの通り。

こういった、インターカラー等から始まる業界主導の流れについては批判もあります。確かに、2年も前にトレンドカラーを決めてしまうというのは、繊維業界やアパレル業界が損をしないためのシステムであって、消費者は置き去りにされている感がなきにしもあらずですよね。

しかし、色彩の専門家が集まり、世の中の動向も踏まえて協議をするのですから、消費者の存在は、けして無視されているわけではありません。

むしろ、消費者がまったく想像もしなかった色ではあるけれど、提示されてみると「こんな色が欲しかった」となる場合もあるわけで、その結果、消費者のファッション生活がより充実したものになるのであれば、消費者にとってもインターカラーやJAFCAのメリットは十分にあるのではないかと思います。

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理解度クイズ(正解は記事下)

国際的な共通認識に立った流行色を選定する団体「インターカラー」において、トレンドカラーの決定は、実際のシーズンの何年前におこなわれる?
A)5年前
B)2年前
C)1年前


理解度クイズの正解:B)2年前

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