アドバンスドカラー

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アドバンスドカラーの意味とは

アドバンスドカラーは、カラーコーディネーター1級(商品色彩)公式テキストにおいて、商品全体の色彩計画についての項目に登場する用語で、先行開発した色材や、色の組み合わせをストックしたものを指して使われています。

布の色見本
photo credit: _rockinfree via photopin cc

「先行開発した色材や、色の組み合わせ」というのは、具体的な商品が決まる前に開発された塗料や繊維などの素材、またはそれらの組み合わせのことです。

なぜそんなものを作っておくかというと、例えば自動車塗料などは、開発に数年もかかることがあるからです(実際に塗料を作って耐候性などのテストを行わないと、その色が使えるかどうか分からないので)。

それでは、具体的な商品のプロジェクトが動き始めてからでは、間に合いませんよね。そこで、会社のカラー担当者は、あらかじめ市場の動向などを見ながら、今後使えそうな色材や色の組み合わせを開発しておき、ストックしておくのだそうです。

例えば、トヨタ自動車のエコノミークラスのクルマ「ヴィッツ」の1999年発売モデルで人気を博したピンク色は、トヨタの先行開発者が、1990年初めのファッションカラーにおけるピンク人気をふまえ、1995年から色材メーカーと共同で開発されていた色のうちの一色なんだとか。

ただ、トヨタ自動車が、「アドバンスドカラー」という用語を用いているかどうかは定かではありません。テキストを見る限り、どうも一般的な用語ではないようで、同様の色のストックのことを「ストックカラー」「アイデアおもちゃ箱」と呼ぶ会社もあるとのことです。

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理解度クイズ(正解は記事下)

1999年に発売され、人気を博したトヨタのヴィッツ。中でも評判がよかったピンクの塗料は、何年から開発されていた?
A)1990年
B)1995年
C)1998年


理解度クイズの正解:B)1995年

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